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白井、進化の銅!内村からつないだ日本勢11大会連続表彰台/体操

白井、進化の銅!内村からつないだ日本勢11大会連続表彰台/体操

特集:
内村航平
世界選手権・1997年以降の男子個人総合での日本勢の表彰台

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 イメージを変えるなら今年だった。初出場となった昨夏のリオデジャネイロ五輪では、種目別の跳馬で銅メダルを獲得した。オールラウンダーへの転身を図る白井にとって、今季は2020年東京五輪への第一歩。特に、世界選手権での演技の自己表現にかけてきた。「海外の選手や審判に『白井は個人総合もできる』と印象を与えたい」。負担の大きい6種目の通し練習を毎日最低1回行うことが日課になった。

 誰よりも器具に向き合ってきた時間が、試合中の自信になる。「あれだけ練習してきたから大丈夫」。筋肉痛と戦いながら、黙々とレベルアップに励む姿を見てきた畠田好章コーチ(45)の「世界トップクラスの練習をしている」との評価を、結果で証明した。「6種目ができてこそ体操」という体操ニッポンの伝統を、白井が受け継いだ。

 第一人者の内村が予選で途中棄権した波乱があった。白井は宿舎で同部屋の絶対王者から渡されたゼッケンをお守りに、2時間超の消耗戦を演じきった。「(内村)航平さんが出ていれば4番だった」と全てに満足しているわけではないが、東京五輪で目指す個人総合のメダルを周囲も驚くスピードで手に入れた。

 「来年から勝てて本物」。もう、「ひねり王子」の呼び名ではとどまらない。風格十分に将来を見据える姿は、紛れもないオールラウンダーのものだった。

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  • 白井がオールラウンダーとして成長した姿を世界に見せた(共同)
  • 白井健三の五輪、世界選手権のメダル
  • 男子・個人総合決勝上位成績
  • 男子個人総合決勝白井健三の床運動=モントリオール(共同)
  • 男子個人総合決勝床運動を終え、ガッツポーズする白井健三=モントリオール(共同)
  • 男子個人総合決勝白井健三のあん馬=モントリオール(共同)
  • 男子個人総合決勝白井健三のつり輪=モントリオール(共同)
  • 男子個人総合決勝白井健三の平行棒=モントリオール(共同)
  • 体操の世界選手権男子個人総合で獲得した銅メダルを手に笑顔の白井健三=モントリオール(共同)
  • 男子個人総合で獲得した銅メダルを手にする白井健三。中央は優勝した肖若騰、左は銀メダルの林超攀=モントリオール(共同)
  • 男子個人総合決勝を観客席から見守る内村航平(右)=モントリオール(共同)
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