2017.9.3 08:38

ウルフが初V!日本は金メダル7個に/柔道

ウルフが初V!日本は金メダル7個に/柔道

男子100キロ級で初優勝したウルフ・アロン=ブダペスト(共同)

男子100キロ級で初優勝したウルフ・アロン=ブダペスト(共同)【拡大】

 柔道の世界選手権第6日は2日、ブダペストで男女3階級が行われ、男子100キロ級で初出場の21歳、ウルフ・アロン(東海大)が決勝でバルラム・リパルテリアニ(ジョージア)に延長の末に優勢勝ちした。女子78キロ超級で初出場の20歳、朝比奈沙羅(東海大)は銀メダル。前回覇者、于頌(中国)との決勝は延長で優勢負けした。

 男子100キロ超級はテディ・リネール(フランス)が決勝でダビド・モウラ(ブラジル)に延長で一本勝ちし、史上最多の連覇を8に伸ばした。

 個人の男女計14階級が終了し、日本は金7個を含む12のメダルを獲得。男女同時開催となった1987年大会以降で無差別級を除く7階級制覇は、2010年東京大会の8階級に次ぐ2位タイの多さだった。(共同)

ウルフ・アロンの話「延長が多かったが、その後に投げきる自信はあった。目標は達成できたが、ここでおごらず努力していく。表彰式で会場全体が君が代のために起立してくれているのを見て、本当に優勝したんだなと感じた」

朝比奈沙羅の話「決勝は組み手をしっかり持てたら、もう少しいい柔道ができたと思う。対策はしてきたが出せなかった。今回の悔しさを日本に持ち帰り、一段とレベルアップしたい」

井上康生・男子日本代表監督の話「ウルフはこの1年で大きく成長した。嫌な流れをはね返す精神力と技術は頼もしかった。原沢、王子谷、羽賀は調整の段階までは順調にきていたので、試合で力を発揮させられなかったのは監督の問題。(個人戦9人で)半分以下しかメダルが取れず、非常に悔しい」

増地克之・女子日本代表監督の話「朝比奈は相手の指導狙いに付き合ってしまったのが敗因。技を出してほしかった。48キロ級の2人がいい流れをつくり、2日目も日本人同士の決勝。これ以上ない滑り出しで今回の結果につながったが、手放しで喜べるものではない」

山下泰裕・全日本柔道連盟会長の話「男子も女子もよく頑張った。特に若い選手がよくやってくれた。もう一段、二段レベルアップしてくれれば、2020年(東京五輪)に向けて日本柔道の可能性が大きく広がる。男子の最重量級だけは全く予想外だ」

金野潤・全日本柔道連盟強化委員長の話「男女ともに非常に成功が多い大会だった。特に女子は金メダルが三つで、出場した階級全てで決勝に進出した。男子も新しい力が金メダルを取れたことは非常に大きい」

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