2017.8.23 11:02

渡名喜、“野獣”流の激励受けて大舞台へ 世界選手権へ出発/柔道

渡名喜、“野獣”流の激励受けて大舞台へ 世界選手権へ出発/柔道

“野獣先輩”・松本薫から独特の激励を受けた渡名喜風南。初の世界選手権で頂点を目指す=成田空港(全日本柔道連盟提供)

“野獣先輩”・松本薫から独特の激励を受けた渡名喜風南。初の世界選手権で頂点を目指す=成田空港(全日本柔道連盟提供)【拡大】

 柔道の世界選手権(28日開幕、ブダペスト)に出場する日本選手団の第1陣が23日午前、成田空港から日航便で出発した。

 初の世界選手権に臨む女子48キロ級の渡名喜風南(22)=帝京大=は、大学の先輩でロンドン五輪金メダリストの松本薫(29)=ベネシード=から独特の激励を受けたという。

 「『頑張ってね』と、頭を(胸元に押しつけられて)スリスリされました。いつもそんな感じです。私が小さい(身長1メートル48)ので子供みたいに思っているのかも」。笑って振り返る。

 1週間ほど前に胃腸炎になったというが、「それで体重が1.5キロくらい落ちました。おかげで減量は大丈夫です」。初の大舞台に「だんだん気持ちが高ぶって、ワクワクしています。自分の力を出し切れば勝てると思っている」と自信を示した。

 「いつも通りですね」とは近藤。3度目の世界選手権、昨年のリオデジャネイロ五輪を入れれば4度目の世界大会で、すっかりベテランの風格だ。今回は減量が順調だそうで、「しっかり食べているのでパワーも落ちていない。スピードもいいし、五輪のときより仕上がりは良いかも」と笑顔を見せる。

 「海外で1回戦負けも経験しているので、1、2回戦の危なさも分かっている。1回戦からしっかり闘えるように準備している。経験を生かして金メダルを取って、あとはみんなを気分よく応援できたら」と、“先鋒(せんぽう)”としての活躍を誓う。

 現役時代を含めて、自身初の世界選手権を迎える増地克之監督(46)は「心地よい緊張感で、いよいよ始まると感じている」。代表が決まってからの5カ月間、「選手は個々に課題を持ち、しっかり取り組んでこられた。あとは畳の上で、自分たちの力を信じて出すだけ」と、選手への信頼を口にした。

 今回、日本代表は日程に合わせて6日間に分かれて出発。第1陣のこの日は、近藤、渡名喜や増地監督のほか、52キロ級の角田夏実(25)、志々目愛(23)=ともに了徳寺学園職=や、国際柔道連盟(IJF)理事の山下泰裕・全日本柔道連盟会長(60)も出発した。

  • 4度目の世界大会でベテランの風格を示す近藤亜美。世界女王奪還へ調整に手応えを感じている=成田空港(全日本柔道連盟提供)
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