2017.8.23 10:51

角田、鹿島、香取両神宮で“厄落とし” 世界選手権V目指し出発/柔道

角田、鹿島、香取両神宮で“厄落とし” 世界選手権V目指し出発/柔道

鹿島、香取両神宮でおはらいを済ませ、世界選手権へ乗り込む角田夏実=成田空港(全日本柔道連盟提供)

鹿島、香取両神宮でおはらいを済ませ、世界選手権へ乗り込む角田夏実=成田空港(全日本柔道連盟提供)【拡大】

 柔道の世界選手権(28日開幕、ブダペスト)に出場する48キロ級の近藤亜美(22)=三井住友海上=ら女子軽量級の日本代表が23日午前、成田空港から日航便で出発した。

 今回、日本代表は日程に合わせて6日間に分かれて出発する予定で、第1陣のこの日は、選手は近藤のほか同級の渡名喜風南(22)=帝京大、52キロ級の角田夏実(25)、志々目愛(23)=ともに了徳寺学園職=の4人。国際柔道連盟(IJF)理事の山下泰裕・全日本柔道連盟会長(60)や女子の増地克之監督(46)らも一緒の、いわば“本隊”だ。

 「あまり海外に行くことがないので、ずっと飛行機に乗れるのは楽しみ」と、肩の力が抜けているのは角田。今月上旬には、武道の神様として知られる千葉・香取市の香取神宮と、茨城・鹿嶋市の鹿島神宮を参拝してきた。千葉・八千代市出身で、高校時代から両社には年に何度か参拝しているという。

 1年前はけがで試合に出ることもできなかった角田。6月の国際合宿(東京・講道館)は寄生虫の「アニサキス」による食中毒で参加できず、同月末の国際合宿(スペイン)では乱取りをした相手の足が当たって鼻の骨が曲がり、ボールペンを突っ込んで自分で修復する経験もした。けがや病気が多いだけに「おはらいと必勝祈願をしてきました」と、準備は万端だ。初めての世界選手権で「緊張すると思うけど、チャンスをものにできるよう、優勝目指して頑張る」と抱負を語った。

 同じ所属で同じ階級に出場する志々目も「練習はしっかり積めた」と胸を張る。特にリオデジャネイロ五輪金メダリストのマイリンダ・ケルメンディ(26)=コソボ=対策に時間を注いできたそうで、「やってみないと分からないけど、やってきたことは出し切りたい」。こちらも初めての世界選手権。「自分の柔道は一本を取る柔道なので、しっかり一本を取れるように頑張る」と気合を入れた。

 「日本代表の誇りと自覚を持ってやってほしい。最後まであきらめず、気を抜かず戦い抜くことが日本代表の責務」とは山下会長。「結果を踏まえて2020年東京五輪へなすべきことは何かを把握し、愚直にやっていくこと。それが、今年何個金メダルを取るかより大事だ」と、3年後の成功へ期待を寄せた。

  • 初の世界選手権で健闘を誓った志々目愛=成田空港(全日本柔道連盟提供)
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