2017.8.17 05:01

4回のタオル投入に賛否両論…矢尾板氏「普通の判断だ」/BOX

4回のタオル投入に賛否両論…矢尾板氏「普通の判断だ」/BOX

4回、挑戦者ネリ(右)の猛攻に遭った山中。12連続防衛の王者が次々と連打を食らう、予想外の光景だった (撮影・甘利慈)

4回、挑戦者ネリ(右)の猛攻に遭った山中。12連続防衛の王者が次々と連打を食らう、予想外の光景だった (撮影・甘利慈)【拡大】

 4回のタオル投入。ボクシング業界でも賛否が割れている。サンケイスポーツ評論家の矢尾板貞雄氏は「別に早いタイミングではなかった。普通の判断だ」と断言する。

 4回にネリの右フックを何発か浴びたが、矢尾板氏は「山中は左のガードが低く、過去の世界戦でのダウンも多くが相手の右フックによるもの。あのまま連打を浴びていたらダウンするだろうし、場合によっては選手の寿命にも影響する」。技術面、健康面など総合的に判断すればタオルは妥当だったとみる。

 一方、約100試合の世界戦でレフェリー、ジャッジを務めた50代のベテラン審判は「ちょっと早かったと思う」。一般的にレフェリーは攻撃を浴びる選手の目、体の状態を見ながら試合の進行を判断する。「山中は目が飛んでいなかったし、体の力も抜けていなかった。だからレフェリーも止めに入らなかった。タオル投入がなく、あのまま連打を浴びていたら、ロープダウン(ロープにもたれかかった状態をダウンとみなすこと)を取ればいい」との見解を示した。

  • 4回、ルイス・ネリにTKO負けし、セコンドに抱きかかえられる山中慎介=島津アリーナ京都
  • 敗れた山中慎介=島津アリーナ京都(撮影・甘利慈)
  • 敗れた山中慎介=島津アリーナ京都(撮影・甘利慈)
  • 2回、ルイス・ネリ(左)のパンチを浴びる山中慎介=島津アリーナ京都
  • 4R、ロープを背にネリのパンチを受ける山中慎介(右)=島津アリーナ京都(撮影・甘利慈)
  • 4R、ルイス・ネリに攻め込まれる山中慎介=島津アリーナ京都(撮影・寺口純平)
  • 1R、ルイス・ネリ(左)のパンチを受ける山中慎介=島津アリーナ京都
  • 1R、ルイス・ネリ(左)を攻める山中慎介=島津アリーナ京都
  • 1R、攻める山中慎介(左)。右はルイス・ネリ=島津アリーナ京都(撮影・寺口純平)
  • 1R、ネリに右を放つ山中慎介=島津アリーナ京都(撮影・甘利慈)
  • 敗れた山中慎介=島津アリーナ京都(撮影・甘利慈)
  • 敗れた山中慎介=島津アリーナ京都(撮影・甘利慈)
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