2017.8.14 05:02

【朝原宣治】桐生→藤光“ホットライン”生きた

【朝原宣治】

桐生→藤光“ホットライン”生きた

 陸上・世界選手権第9日(12日、ロンドン)決勝の常連国から、メダルの常連国になった。銀メダルを獲得したリオ五輪に続いての表彰台。今後、世界と戦っていく上で非常に価値がある。

 予選で課題だったアンダーハンドパスは修正されていた。決勝はアンカーに藤光を起用。予選で第3走者の桐生がよく走れており、そのスピードを殺さないようにするためだった。事前合宿でも練習を繰り返していた桐生→藤光の“ホットライン”が、いかされた。

 10日(日本時間11日)の200メートル決勝で7位に入賞したサニブラウンを欠き、予選でアンカーを務めたケンブリッジが不調の中、藤光が存在感を示した。層の厚さが証明され、チームとして勝ち取ったメダルといえる。

 棄権したボルト(ジャマイカ)は現役最後のレースであり、輝きを放ったリオ五輪などとは気持ちの作り方などが異なった。モチベーションや準備が難しかったのだろうか。スーパースターであっても、突き詰めなければ頂点には届かない。世界のトップの厳しさを改めて感じた。 (北京五輪男子400メートルリレー銅メダリスト)

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