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【二十歳のころ 山中慎介(2)】「プロに行く」と決めた国体初戦敗退

【二十歳のころ 山中慎介(2)】

「プロに行く」と決めた国体初戦敗退

特集:
二十歳のころ
WBC世界バンタム級王者、山中慎介

WBC世界バンタム級王者、山中慎介【拡大】

 ボクシングは大学で最後にしようと思っていた。普通に就職しようと考えて、友人との話の中では冗談半分に大工や庭師もいいなと話したこともあったけど、実は専修大学4年だった21歳の夏には地元の消防士の採用試験を受けたんだよ。

 公務員試験の勉強なんて一日もしなかったから、合格するわけがない。今思うと、どうして消防士になろうなんて考えたのか、自分でもよく分からない。若さゆえの、突発的な行動だったんだろうね。

 ボクシングへの情熱は冷めていたけど、毎年5月に始まる関東大学リーグ戦はボクシング部にとって重要な試合だった。3月からは練習量が倍になり、主将に命じられた4年のときには初めて懸命に練習した記憶がある。

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