2017.8.8 17:16

福島の農地再生に活用構想 五輪食品廃棄物、堆肥化で

福島の農地再生に活用構想 五輪食品廃棄物、堆肥化で

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会が8日に開いた資源管理に関する作業部会で、福島県の自治体が選手村などから出た食品廃棄物を堆肥化し、東京電力福島第1原発事故の除染作業で影響を受けた農地の土壌改良に役立てることを検討していることが報告された。崎田裕子座長が明らかにした。実現すれば、資源を有効利用し、東日本大震災の被災地の農業再生を後押しする取り組みとなりそうだ。

 大会中は選手村で約200万食、他の競技会場などを含めると全体で約1500万食もの大量の食事が提供される。組織委は食品廃棄物が出た場合には、肥料や飼料にしたり、発酵させてバイオガスとして利用したりすることを検討している。

 食材の調達でも、必要量をできるだけ正確に予測し、無駄をなくす方針。余った食材は、経済的に苦しい家庭の子どもに食事を提供する「子ども食堂」などに活用する案も出ている。

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