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【二十歳のころ 山中慎介(1)】「ダメ人間」時代があったからV13に挑戦する自分がいる

【二十歳のころ 山中慎介(1)】

「ダメ人間」時代があったからV13に挑戦する自分がいる

特集:
二十歳のころ
高校時代には国体で優勝した山中(右)。大学でもボクシング部に入ったが、“燃え尽き症候群”に襲われた (本人提供)

高校時代には国体で優勝した山中(右)。大学でもボクシング部に入ったが、“燃え尽き症候群”に襲われた (本人提供)【拡大】

 第19回は、プロボクシングのWBC世界バンタム級王者で国内歴代2位の12回連続防衛を誇る山中慎介(34)=帝拳=が登場。「ゴッドレフト」と呼ばれるカリスマファイターだが、二十歳のころは「ダメ人間」だったという。今月15日に具志堅用高が持つ国内最多の13回連続防衛記録に挑む世界戦を前に、“暗黒時代”だったとしてほとんど語ることがなかった青春時代を赤裸々に明かした。

 本当にダメ人間だった。二十歳のころの自分は。当時は大学生だったけど、いま思い出しても恥ずかしいぐらいだよ。

 思い出したくない時期なので、これまであまり話したことはなかったけど、当時はボクシングへの情熱を完全に失っていた。その理由は自分の中ではっきりしている。

 南京都高3年のとき、「とやま国体」で個人(バンタム級)、団体で優勝した。でも、これが自分の限界だと思っていた。ボクシングを続けるつもりはなかったけど、専修大からスポーツ推薦の話が舞い込んできた。試験を受けなくていいし、授業料は全額免除。こんないい条件を断る理由がない。「まあ、東京に行ってみようか」というぐらいの軽い感覚で入学した。専修大には失礼な話だけどね。

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