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【二十歳のころ 日高逸子(4)】ライバル吹っ飛ばして初V

【二十歳のころ 日高逸子(4)】

ライバル吹っ飛ばして初V

特集:
二十歳のころ
日高逸子

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 23歳だった1985(昭和60)年6月、デビュー2節目の若松で自信を失いかけたけど、3節目の福岡ボートレース場で初めて1着が取れました。先輩の渡辺千草さんに、なぜか「眠れる獅子を起こした」と言われたのを覚えています。福岡にきた当初は直方に住んでいましたが、当時は車もなくて練習場所の芦屋からも遠く、不便だったので、北九州の折尾に引っ越しました。

 今は女子レースが大変人気を得ていますが、私が選手になったころはまだまだ女子レースを増やせ増やせの時代で、“お荷物”とか言われていました。

 男子と一緒になると、女子はわざと転覆させられたり、荒っぽかったですね。とにかく女子に負けるのが嫌、という人が多かった。特に九州は男社会の土地柄。ひどかったけど、師匠の大屋勝利さんをはじめ、面倒を見てくれる先輩には恵まれました。

 初優勝は87(昭和62)年6月の桐生(群馬県)。女子戦でした。林珠実さんと最終ターンマークまでもつれて、最後は林さんを吹っ飛ばして勝っちゃった(笑)。デビューから2年2カ月目でした。

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