3日の誕生日に全仏の大会事務局を訪れたナダル(写真中央)。この大会で誕生日を祝うのは恒例となっている((C)Julien Crosnier / FFT) 3日に31歳を迎えたラファエル・ナダル(スペイン)は、昼間は家族と一緒にランチをしたり、大会事務局を訪ねたりして、自身の誕生日をゆったりと過ごしました。
「リラックスできた。でも夜はお祝いする時間ではなかった。サッカーを見なければならなかったからね」
夜は大好きなレアル・マドリードが出場する欧州チャンピオンズリーグ(CL)の決勝、対ユベントス(イタリア)をテレビ観戦したようです。
レアルは同日、史上初の欧州CL2連覇を決めました。ナダルは翌4日、ロベルト・バウティスタ(29)=スペイン=に6-1、6-2、6-2で勝利した後の会見でこう語りました。
「歴史的な瞬間だ。この瞬間を家族と過ごすことができて、とても、とても幸せだよ。後半は素晴らしかったけど、前半は本当にタフだった。でもそういうタフな瞬間を乗り越えなければならないものなのだろう。頭で勝つ。それがレアル・マドリードだった。僕のクラブであり、スペインのクラブでもあるから、とても幸せだ」
「誕生日のプレゼントは別にいらない」と言っていたナダルですが、レアルの偉業は最高のプレゼントになったのではないでしょうか。
対戦した友人でもあるバウティスタは、「自分のゲームプランがうまくいかなかった。特に1セット目の後半は、ラファに試合を支配されてしまった。自分のベストのテニスを見せることができなかった」とがっくり。「優勝候補に賭けるとしたら、誰に賭けるか?」という質問には、「ラファはどんな困難も乗り越えられると思う。だから僕は彼に賭けるよ」と答えました。