2017.5.20 22:15

判定負けの村田「ダウンを取ったし手応えはあった」 田辺清氏「今まで見た試合の中で最悪の判定」/BOX

判定負けの村田「ダウンを取ったし手応えはあった」 田辺清氏「今まで見た試合の中で最悪の判定」/BOX

判定負けし、うなだれる村田諒太=有明コロシアム(撮影・今野顕)

判定負けし、うなだれる村田諒太=有明コロシアム(撮影・今野顕)【拡大】

 ボクシングの世界戦4試合が20日、国内2会場で行われ、東京・有明コロシアムでは世界ボクシング協会(WBA)ミドル級王座決定戦で、ロンドン五輪金メダリストの村田諒太(帝拳)が同級1位のアッサン・エンダム(フランス)に1-2の判定で敗れ、王座獲得はならなかった。

村田諒太の話「この試合を組んでくれた方、ファンのために勝てなかったことが申し訳ない。もっと打つ場面があっても良かった。ダウンを取ったし、手応えはあった。(採点は相手の)ジャブを取ったということ。効いたパンチは一回もなかった」

アッサン・エンダムの話「村田選手よりたくさんのラウンドを取っている自信があった。ダウンを奪われても、ジャブを使いながら距離を取って自分のリズムで闘えたのが勝因」

田辺清氏(1960年ローマ五輪フライ級銅メダリスト)の話「今まで見た試合の中で最悪の判定だ。逃げる相手に対し、村田は攻めてパンチを的確に当て、ダウンも奪った。誰が見てもワンサイドのゲーム。ローマ五輪で、一方的に攻めていたのに負けた自分の準決勝を思い出したが、あれよりもひどい判定で腹が立つ」

浜田剛史氏(元世界スーパーライト級王者)の話「採点にはびっくりした。村田はこれ以上ない出来だと思っていた。エンダムは手数が多かったけれど、村田はしっかりブロックしていた」

帝拳ジム・本田明彦会長の話「村田が勝っていた。相手は手数というよりも逃げていただけ。村田は完璧に闘うことができたので、無理に倒しにいかず、慎重になった部分はあった。ただ、負けは絶対にない。こういう判定ではボクシングの信用がなくなってしまう」

山中慎介(WBCバンタム級を12度防衛中の王者で村田の高校の先輩)の話「ジャッジに対してショック。何を言ったらいいか分からない。村田はしっかりブロックして、自分の良さを出せていた」

  • 判定負けで呆然とする村田諒太(右)。左は勝ったアッサン・エンダム=有明コロシアム(撮影・今野顕)
  • 4R攻める村田諒太(左)=有明コロシアム(撮影・今野顕)
  • 2回、アッサン・エンダム(左)を攻める村田諒太=有明コロシアム
  • 1回、アッサン・エンダムを攻める村田諒太=有明コロシアム
  • 1R打ち合う村田諒太(左)=有明コロシアム(撮影・今野顕)
  • 1R攻める村田諒太(右)=有明コロシアム(撮影・荒木孝雄)
  • 判定負けで呆然とする、村田諒太=有明コロシアム(撮影・今野顕)
  • 最後の判定に耳を傾ける、村田諒太(右)とアッサン・エンダム(左)=有明コロシアム(撮影・今野顕)
  • 4R攻める村田諒太(左)=有明コロシアム(撮影・今野顕)
  • 11R終了で村田に声をかける帝拳ジムのホンダ会長(左下)=有明コロシアム(撮影・今野顕)
  • 判定で敗れ、ぼうぜんとする村田諒太(右下)。左上は喜ぶアッサン・エンダム陣営=有明コロシアム
  • 3R攻める村田諒太(右)=有明コロシアム(撮影・今野顕)
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