女子ショートプログラム 演技をするメドベージェワ=国立代々木競技場第一体育館(ロイター)【拡大】
フィギュアスケート・世界国別対抗戦第1日(20日、東京・国立代々木競技場)女子で世界選手権を2連覇したメドベージェワが異次元の強さを示した。SPで自身の持つ歴代最高得点を更新し、世界初の80点台をマーク。「今季中に80点を目標にしていた。ついに出すことができてうれしい」と相好を崩した。
全てのジャンプを基礎点が1・1倍になる後半に入れた高難度の構成を情感豊かに演じた。終盤のダブルアクセル(2回転半ジャンプ)の出来に不満なようで、演技後に舌を出して顔をしかめ「小さなミスがまだある。フリーでは自分の演技を最大限見せられるように集中したい」と言った。