奇跡の逆転優勝から一夜明け、羽生は「ハイレベルな試合のフリーで逆転し、勝ち切れた達成感がすごくある。苦しい1年があって、やっと神様からもらえたご褒美」と喜びを口にした。
ショートプログラム(SP)5位と出遅れた今大会。フリーではほぼノーミスの演技を見せ、自身の持つ世界歴代最高得点を更新した。
来季は平昌五輪で2連覇を狙う。「絶対王者」と称して憧れてきた2006年トリノ五輪王者のエフゲニー・プルシェンコ(ロシア)が引退を表明。「彼に育ててもらったと言っても過言じゃない」と惜しみつつ「僕は僕」。憧れのプルシェンコも果たせなかった五輪連覇へ、照準を合わせた。
世界選手権王者としてリチャード・バットン(米国)以来66年ぶりの五輪2連覇へ、「バットンは世界王者として連覇した。いい流れが来ている」とうなずいた。エキシビションでは、4回転トーループ-1回転ループ-4回転トーループに挑戦。最後の4回転で転倒したが、超大技に会場は拍手で包まれた。