2017.3.20 10:00

前DeNA球団社長が“池田塾”開講! スポーツビジネスの人材育成へ

前DeNA球団社長が“池田塾”開講! スポーツビジネスの人材育成へ

池田純氏

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 前DeNA球団社長の池田純氏(41)が、スポーツビジネスの人材育成に乗り出す。「スポーツの未来を考える大学」をコンセプトにした会員制サロン「Number Sports Business College(ナンバー・スポーツビジネス・カレッジ)」を4月に開講することが判明。前例のない“企画”の狙いを池田氏が明かした。

 「もっともっと、スポーツビジネスに携わる人を増やしていきたいと思っています。ベイスターズの手法は再現性がある。それをサロン形式でお伝えしていくと同時に、スポーツビジネスに携わっている人に来てもらって、議論をしたり、説明をしてもらったりする場にしたいですね」

 池田氏は、昨年10月の社長退任までに不可能と言われてきた本拠地・横浜スタジアムの株式公開買い付け(TOB)に成功し、約25億円あった球団の赤字を5年間で黒字に導くなど手腕を発揮してきた。

 その経営手法や哲学を伝える場が、今回の“池田塾”。「(東京五輪・パラリンピックが開催される)2020年の先を見据え、スポーツをビジネスとして考え、実行に移せる人材を輩出していきたい」と強く意気込んでいる。

 さらに、池田氏は「スポーツビジネスに注目が集まっている中で、いろいろなところから声をかけていいただいています。でも、自分が全部に関わるわけにはいかないので、ここでまとめて、オンラインでも見られるようにして多くの人にお届けしたい」と説明する。募集人員は会場参加コース(月額税込み5万4000円)が先着30人、オンライン参加コース(同1万800円)が先着100人。申し込みは、公式サイト(http://number.bunshun.jp/tu/nsbc)から可能で、既に多くの問い合わせが届いているという。

 講義は月2回で、4月12日の第1回に鈴木大地スポーツ庁長官、同28日の第2回に世界陸上銅メダリストの為末大氏、5月18日の第3回にはBリーグ・大河正明チェアマンとスポーツ界の豪華ゲストが登場する。その後も日本サッカー協会・田嶋幸三会長、柔道全日本男子の井上康生監督らの参加が予定されている。

 「いろいろな人を招いて、議論や参加者からの質問を募るとともに、オフ会としてフィールドワークも行っていこうと考えています。ここで出会いがあるかもしれないし、選手のセカンドキャリアにつながるようなものにもなれば。募集は30人なので距離も近いし、スポーツビジネスに関わっている人、これからスポーツビジネスとの関わりを目指す人、大学生にも、ぜひ参加していただきたいですね」と池田氏。希少な“スポーツビジネス”を学べる場として、大きな話題を呼びそうだ。(志田健)

池田 純(いけだ・じゅん)

1976(昭和51)年1月23日生まれ、40歳。横浜市出身。早大商学部を卒業後、住友商事、博報堂を経て2007年にDeNA入社。執行役員としてマーケティングを統括し、10年にはNTTドコモとのジョイントベンチャーを1年で黒字化するなど手腕を発揮した。11年12月にDeNAの初代球団社長に就任し、黒字化などを実現して16年10月に退任。現在はJリーグ特任理事、大戸屋ホールディングス社外取締役、さだまさしスーパーバイザーを務める

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