2017.3.19 05:00

【佐野稔の舞評論】無限の可能性…本田真凛は平昌で滑る実力は十分にある

【佐野稔の舞評論】

無限の可能性…本田真凛は平昌で滑る実力は十分にある

特集:
本田真凜

 フィギュアスケート世界ジュニア選手権最終日(18日、台北)ほぼミスなしで演じきった本田の素晴らしさをたたえたい。ジャンプを降りた後、ぴくりとも動かない。演技点では優勝したザギトワを上回った。本田真凛というスケーターが持つ可能性の大きさを、無限に感じたフリーの演技だった。

 スケーティング技術の水準は、最終局面にある。シニアで戦うには、あとはジャンプ。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に挑戦する、あるいは加点される後半にジャンプを跳ぶ演技構成に変えていくことが、さらなる飛躍の鍵となるだろう。

 来年の平昌五輪で日本の女子代表として滑る実力が、本田には十分ある。この敗戦を今後の試練と受け止め、高みを目指してほしい。 (1976年インスブルック五輪代表、77年東京世界選手権銅メダリスト)

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