2017.3.18 20:32

NEC、2季ぶり6度目V!久光製薬をフルセットで下す/バレー

NEC、2季ぶり6度目V!久光製薬をフルセットで下す/バレー

 バレーボールのV・プレミアリーグ女子決勝は18日、東京体育館で2戦制の第2戦を行い、2次リーグを1位で通過したNECが、2連覇を狙った久光製薬をフルセットで下し、2連勝で2季ぶり6度目の優勝を果たした。NECの優勝は、日本リーグを含むと7度目。

 第1セットは競り合いとなったが、終盤、NECの主砲エミリヤ・ニコロバ(25)=ブルガリア=がサーブミス、スパイクミスを連発。この連続得点で23-21とした久光製薬が、そのまま押し切って25-23で先取した。

 第2セット、久光製薬は1-2から水田祐未(30)の速攻や野本梨佳(25)のブロックなどが次々に決まって5連続得点。だがNECは古賀紗理那(20)のブロックや強打などでじわじわと差を詰めると、15-17からニコロバや近江あかり(27)の強打、大野果奈(24)のブロックで18-17と逆転。22-22からは古賀の強打やブロック得点で3連続得点し、25-22で取り返した。

 波に乗ったNECは第3セット、強打にブロックにと好調な古賀が、ニコロバとともに得点を量産。リードを広げ、25-19で押し切った。

 第4セット序盤、優勝がかかるNECはミスが続き、久光製薬にリードを許す。それでも古賀のバックアタックやニコロバの強打、フェイントなどで得点を稼ぎ、10-9と並びかけたが、久光製薬は、2次リーグで負傷した長岡望悠主将(25)に代わってコートに立つ野本にボールを集め、16-13と再び突き放す。その後は久光がリードを保って25-18で奪取。フルセットにもつれ込んだ。

 第5セット、NECはニコロバのブロック得点でリードすると、中盤にはニコロバの強打、大野の速攻などで4連続得点して差を広げ、15-6で勝利。2戦連続のフルセット勝ちで決着を付けた。

山田晃豊・NEC監督の話「本当に厳しく、どっちに転んでもおかしくない試合が2日間続いた。最高の相手と最高のゲームができた。一丸で5セット目を攻めたのが結果に出た。一つの到達点だと思っているし、先につながればいい」

酒井新悟・久光製薬監督の話「最後は決定力のなさが出た。長岡がいなく、昨日(17日)も岩坂がけがをしたけど、最後までチーム一丸となって戦ってくれた。決定率を上げさせないつもりでやったが、勝負どころでニコロバ選手にやられた」

山口かなめ(NEC)の話「この形で締めくくることができて本当にうれしい。2日間ともフルセットで意地を出し合って戦った。思い出に残る試合」

近江あかり(NEC)の話「2日間フルセットで勝ち切れたのは今後のチームにとってもプラス。結果を出すことができた」

古賀紗理那(NEC)の話「気持ちを出してプレーできた。昨年五輪代表から落ち、NECに戻った時にみんな優しく「お帰り」と言ってくれた。リーグで絶対優勝するという気持ちで夏場をやり、その結果が優勝で終われてうれしい」

古藤千鶴(久光製薬)の話「すごく悔しい結果となったが、自分たちの力は出し切ったという気持ち。もっと技術的なところや精神的なところのタフさを身につけられれば苦しい試合を勝ち切れると思う」

石井優希(久光製薬)の話「相手の方が技術で上回った。久美さん(中田前監督)を全日本に送り出し、新悟さん(酒井監督)が開幕直前に来て重圧がある中でシーズンを迎えた。長岡も抜け、全員の思いを含めて優勝したかったという思いはある」

野本梨佳(久光製薬)の話「この悔しさを次へのエネルギーに変えていきたい。長岡がけがしたことで、自分が代わりにやらないといけない立場になって本当に覚悟をした」

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