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大院大の林和佳奈さん、寛平LOVE実った女子フルマラソンV

大院大の林和佳奈さん、寛平LOVE実った女子フルマラソンV

女子フルマラソンで優勝した林和佳奈さん。夢はマラソン女芸人だ!!

女子フルマラソンで優勝した林和佳奈さん。夢はマラソン女芸人だ!!【拡大】

 待ちに待った瞬間だった。大会ホストの間寛平(67)からステージで優勝トロフィーを渡されると、林さんは照れ笑いを浮かべながら受け取った。

 「寛平さんに表彰してもらいたくて、『寛平さんに会えるまであと何キロ! 頑張れ、頑張れ』と思って(走った)」

 中間点で既に2位に6分31秒の差をつけると、最終的には18分12秒という大差でぶっち切りの優勝。息こそ上がっていたものの笑顔でゴールテープを切り、観衆からの拍手にも手を振って応えていた。

 大阪学院大の陸上部に所属し、1年時から全日本杜の都駅伝や富士山女子駅伝で活躍。大阪国際女子マラソンにネクスト ヒロイン枠で選出されると、初マラソンながら2時間42分05秒で完走し、その実力に大きな期待が寄せられる。一方で本人はマラソン女芸人になることを夢見ており、寛平は憧れの存在。「練習の一環で走ればいい。女版寛平を目指せ」という志水貢一監督の後押しを得て、わざわざ大学の春合宿を4日間早く切り上げてまで今大会に参加した。

 「大阪国際女子マラソンはプロの方が参加するので緊張するけれど、寛平マラソンはファミリー感を感じる。楽しみにしていました」

 林さんは声を弾ませた。この4月からは4年生になる。進路についてはまだ悩み中で答えは出ていないが、「今は目の前の陸上で最大限の力を出して頑張りたい」。立ち止まることなく、大会テーマソングの歌詞通り“前へ、前へ”と歩み続ける。(森川怜奈)

林 和佳奈(はやし・わかな)

 1995(平成7)年5月9日、奈良県出身。中1から陸上を始める。奈良育英高から大阪学院大。昨年10月の札幌マラソンでは、ハーフマラソンで優勝。1月の大阪国際女子マラソンは2時間42分05秒で30位。1メートル52、43キロ。

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