5位でゴールする石井寿美=ナゴヤドーム【拡大】
名古屋ウィメンズマラソン(12日、ナゴヤドーム発着)世界選手権(8月、ロンドン)代表の最終選考会を兼ねて行われ、初マラソンとして臨んだ安藤友香(22)=スズキ浜松AC=が、日本歴代4位の好記録となる2時間21分36秒で2位に入った。ユニスジェプキルイ・キルワ(32)=バーレーン=が2時間21分17秒(いずれの記録も速報値)で3連覇した。
初マラソンの21歳、石井が5位に入った。果敢に先頭集団に付いていきながらも、大半は単独での走りとなり「雰囲気はすごく楽しかった。初めての世界を体験できたが、苦しかった」と息をついた。
「いけると思った」と、第2集団をつくるペースメーカーではなく、より速い設定のペースメーカーに付くことを選択。徐々に引き離されたが、踏ん張り「思い描いていたようなレースではなかったが、次にまたいいレースがしたい」と先を見据えた。