2017.2.17 14:12

柔道の沙羅が帰国「高梨と並んで有名になれるように…」GSパリ優勝

柔道の沙羅が帰国「高梨と並んで有名になれるように…」GSパリ優勝

柔道のGSパリで優勝し、笑顔で帰国した朝比奈沙羅=成田空港

柔道のGSパリで優勝し、笑顔で帰国した朝比奈沙羅=成田空港【拡大】

 柔道のグランドスラム(GS)・パリ大会(11、12日)に出場した女子日本代表の一部が17日、成田空港に帰国した。同大会初出場で優勝した78キロ超級の朝比奈沙羅(20)=東海大=は「体の動きが悪かったけれど、悪いなりにしっかり展開できて(金メダルを)取れたのは自信になった」と振り返った。

 出発の前週に風邪をひき、「(パリで)飛行機を降りてからも、ふわふわした感じが抜けなかった」という。日本にいる普段の練習相手に「どうしたらいい」と尋ねるなど不安があり、「万全で挑めた感じはなかった」が、それでも「1試合、1試合で調整できた」。準決勝ではリオデジャネイロ五輪金メダルのエミリ・アンデオル(29)=フランス=に横四方固めで一本勝ち。「神がかっていましたね。オリンピックチャンピオンだと気負うことなく、倒すべき相手だと認識して試合できたのがよかった」と手応えを口にした。

 それでも「結局、オリンピックで勝たないと意味がない。まずはタイトルを取りたい」。山部佳苗(26)=ミキハウス=と対戦した決勝は山部の反則で勝利。「パリまで行って日本人対決をすると思っていなかったけれど、勝たないと意味がないと思って無難に攻めました」という。これで昨年12月のGS東京に続くGS2連覇。山部らとは4月の全日本選抜体重別選手権などで、世界選手権(8月開幕、ブダペスト)の代表を争うことになる。「そこで勝たないと、まだまだ遠いのかなと思う」と地に足を付けた考えを示し、「やるべきことは分かっている。戦術の研究など、着実に準備したい」とした。

 同い年で、同じ名前の高梨沙羅(20)=クラレ=がノルディックスキー・ジャンプのW杯で史上最多記録の53勝を挙げたことを聞かれ、「同じ名前なので刺激になる。でも、自分は『朝比奈沙羅』で売っていきたいので。将来、並んで有名になれるようにしたいです」と上を見つめた。

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