2017.1.26 05:03

北京リレー「金」剥奪…ボルト、3大会連続3冠“消滅”/陸上

北京リレー「金」剥奪…ボルト、3大会連続3冠“消滅”/陸上

北京五輪陸上男子400メートルリレーで金メダルを獲得したジャマイカ(左からフラーター、ボルト、カーター、パウエル)。カーターがボルトの顔に泥を塗った形だ(AP)

北京五輪陸上男子400メートルリレーで金メダルを獲得したジャマイカ(左からフラーター、ボルト、カーター、パウエル)。カーターがボルトの顔に泥を塗った形だ(AP)【拡大】

 【ロンドン25日】国際オリンピック委員会(IOC)は、2008年北京五輪で、ジャマイカのウサイン・ボルト(30)らが獲得した陸上男子400メートルリレーの金メダルを剥奪すると発表した。ジャマイカのリレーメンバーだったネスタ・カーター(31)が、同五輪のドーピング再検査で禁止薬物に陽性反応を示して失格となったため。

 昨年6月にジャマイカ紙「グリーナー」が、北京五輪で採取されたカーターのA検体から、禁止薬物のメチルヘキサンアミンが検出されたと報道。B検体の検査結果は現時点で明らかになっていないとしていた。メチルヘキサンアミンは長年にわたって鼻腔用スプレーや栄養補助食品に使用されてきたが、サプリメントに含まれた物質が陽性反応を示すケースが続出し、10年には禁止薬物に指定された。

 IOCによると、ジャマイカは今後、処分に対する不服申し立ての権利がある。処分が確定すれば、同種目で銅メダルを獲得した日本が銀メダルに繰り上がる。

 ボルトは08年北京五輪から16年リオデジャネイロ五輪まで3大会連続で100メートル、200メートルと400メートルリレーの短距離3冠を達成したが、この処分で通算9個の金メダルが1つ減る。カーターは12年ロンドン五輪でも400メートルリレーの一員だった。

  • 北京五輪・陸上男子400メートル継決勝上位成績
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