2016.12.4 14:38

瀬古氏、川内の雨中の激走を絶賛 「さすが、男を上げた。120点の出来」/マラソン

瀬古氏、川内の雨中の激走を絶賛 「さすが、男を上げた。120点の出来」/マラソン

瀬古利彦氏

瀬古利彦氏【拡大】

 福岡国際マラソン(4日、平和台陸上競技場発着) 来年8月の世界選手権(ロンドン)代表選考会を兼ねて行われ、“公務員ランナー”川内優輝(29)=埼玉県庁=は、2時間9分11秒で日本勢最高の3位に入り、代表争いに名乗りを上げた。(タイムは速報値)

 雨が降りしきる中、表情をゆがめながら持ち味の粘りを発揮した。64度目の42・195キロを駆け抜けた川内はレース後、あふれる感情を抑えきれず涙を流した。

 25キロ手前で仕掛けて前に出た。37キロで単独3位となり、前を走るパトリック・マカウ(ケニア)とイエマネ・ツェガエ(エチオピア)の背中を追いかけた。

 11月12日の練習で右ふくらはぎを負傷した。針治療などで回復に努め、1キロ約3分ペースの20キロ走や50キロのジョギングで必死の調整。なんとか出場にこぎつけた。

 来年の世界選手権が代表入りを目指す最後の舞台と公言。選考レースに定められている来年2月の東京や3月のびわ湖毎日に出場を先延ばしすることなく、招待選手としての福岡国際出場を選んだ。

 テレビ解説を務めた日本陸連の長距離・マラソン強化戦略プロジェクトリーダーに就任した瀬古利彦氏(60)は「さすが、男を上げた。120点の出来。若い人は見習ってほしい」と評価した。

  • 【福岡国際マラソン】スタートする川内優輝(中)=平和台陸上競技場(撮影・仲道裕司)
  • 3位でゴールする川内優輝=平和台陸上競技場(撮影・仲道裕司)
  • 3位でゴールする川内優輝=平和台陸上競技場(撮影・仲道裕司)
  • ゴール直後、険しい表情をする川内優輝=平和台陸上競技場(撮影・仲道裕司)
  • インタビューで笑顔を見せる川内優輝=平和台陸上競技場(撮影・仲道裕司)
  • インタビュー中に涙を流す川内優輝=平和台陸上競技場(撮影・仲道裕司)
  • 時計の前で笑顔を見せる川内優輝=平和台陸上競技場(撮影・仲道裕司)
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