2016.12.2 19:47

19歳阿部が2年ぶりV、高藤は準優勝 GS東京大会/柔道

19歳阿部が2年ぶりV、高藤は準優勝 GS東京大会/柔道

笑顔でメダルを披露する男子66キロ級で優勝した阿部一二三(左)と女子52キロ級で準優勝の妹、詩=東京体育館

笑顔でメダルを披露する男子66キロ級で優勝した阿部一二三(左)と女子52キロ級で準優勝の妹、詩=東京体育館【拡大】

 柔道のグランドスラム東京大会第1日は2日、東京体育館で男女計5階級が行われ、男子66キロ級は19歳の阿部一二三(日体大)が決勝で橋口祐葵(明大)に一本勝ちし、2年ぶり2度目の優勝を果たした。同60キロ級では20歳の永山竜樹(東海大)が決勝でリオデジャネイロ五輪銅メダルの高藤直寿(パーク24)から一本を奪い初優勝。

 女子48キロ級はリオ五輪銅メダルの近藤亜美(三井住友海上)が2回戦で渡名喜風南(帝京大)に敗れ、敗者復活戦を経て3位。渡名喜も3位だった。同52キロ級は角田夏実(了徳寺学園職)が決勝で16歳の阿部詩(兵庫・夙川学院高)を下し初制覇。立川莉奈(福岡大)と志々目愛(了徳寺学園職)が3位に入った。

 57キロ級決勝はコマツ勢の対戦となり、21歳の芳田司が一昨年の世界女王で31歳の宇高菜絵を延長の末に下して2連覇。玉置桃(三井住友海上)が3位だった。

井上康生・男子日本代表監督の話「阿部には勝負の世界で必要な闘争心、執念が見られ、良さが全て決勝に出ていた。勝負の2020年に向けて成長してもらいたい。60キロ級は永山が核の高藤に一本勝ちしたことで、全選手に刺激を与えた」

増地克之・女子日本代表監督の話「48キロ級の近藤は五輪後で調整の難しさがあったと思う。52キロ級の角田は寝技の強さを発揮した。今後は柔道の幅を広げてほしい。57キロ級の芳田は安定した闘いぶりを見せてくれた」

角田夏実の話「大好きな寝技で勝負した。関節技が多いが、絞め技や抑え込みも完璧にしたい。立ち技から寝技への連係がまだ甘いので、もっと精度を高めていく」

渡名喜風南の話(女子48キロ級2回戦で破った)「近藤選手は一番闘いたかった相手。気持ちで負けなかった。優勝を目指していたので3位は悔しい。早く近藤選手に追いついて、世界で闘いたい」

志々目愛の話「東京五輪に向けてのスタートで、優勝したかった。今日は相手のペースに合わせて闘ってしまった。自分の柔道を貫かなければいけない」

橋口祐葵の話「阿部選手には講道館杯で勝って自信はあったが、引き手を取ることができなかった。本当に強い選手だと思うが、自分も負けたくない」

  • 男子66キロ級決勝橋口祐葵(下)に一本勝ちした阿部一二三=東京体育館
  • 女子52キロ級決勝で角田夏実(下)に敗れた阿部詩=東京体育館
  • 男子60キロ級決勝高藤直寿(左)に一本勝ちした永山竜樹=東京体育館
  • 男子66キロ級で優勝し、表彰式で笑顔の阿部一二三=東京体育館
  • 女子52キロ級決勝、阿部詩(上)を破り優勝した角田夏実=東京体育館
  • 男子60キロ級決勝で永山竜樹(奥)に敗れた高藤直寿=東京体育館
  • 女子48キロ級2回戦、渡名喜風南(下)に敗れた近藤亜美=東京体育館
  • 男子66キロ級決勝、橋口祐葵(左)に一本勝ちした阿部一二三=東京体育館
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