2016.11.30 20:53

「女性に生まれてよかった」伊調、ベストドレッサー賞を受賞/レスリング

「女性に生まれてよかった」伊調、ベストドレッサー賞を受賞/レスリング

ベストドレッサー賞を受賞した伊調=東京・渋谷(撮影・戸加里真司)

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 リオデジャネイロ五輪レスリング女子58キロ級金メダリストの伊調馨(32)=ALSOK=が第45回ベストドレッサー賞のスポーツ部門賞を受賞し、30日、東京都内で授賞式に出席した。

 国民栄誉賞の授与式などと同じく和装で、今回は藍色の留め袖姿で登壇。「藍はジャパンカラー。日本代表ということでこの色を選びました。こういう服を着ると、女性に生まれてよかったとうれしくなり、テンションが上がりますね」と笑顔を見せた。

 「人生の半分以上はジャージー(を着ている)と思います」。受賞を聞いた当初も、ジャージーや試合着ばかりの自分が、なぜ?と思ったという。だが「ファッションより生きざまを評価していただいたと聞いて、うれしかった」と満足そうだ。

 昔からファッションは好きだという。「友だちとショッピングに行ったり、(知人の)子供の服を選んだりするのは好きなんです。レスリング以外は自分も女性なんだと思います。レスリング選手って、結構乙女チックな方が多いんですよ」と穏やかな笑顔で話す。

 現役を続行するのか、ほかの道を選ぶのかは、まだ決めていない。「いろんな方に会い、いろんな方の話を聞いて、自分にどんなことができるのか、どんなことに興味を持つのか、これからの夢を探しています」。2020年東京五輪も「何ができるかを考えている」と語るにとどめた。

 「レスリングは、ほぼ男のようにやらないと勝てない競技。ですが、今後は女性としての魅力を着物から引き出していただけたら」。自らの可能性を探す考えを示した。

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