2016.11.30 15:53(1/2ページ)

阿部一二三の妹、阿部詩がGS東京でシニア国際大会デビュー 「ここがスタート」/柔道

阿部一二三の妹、阿部詩がGS東京でシニア国際大会デビュー 「ここがスタート」/柔道

 柔道の国際大会「グランドスラム東京」(12月2~4日、東京体育館)へ向けた日本女子代表の合宿が30日、報道陣に公開された。注目は2人の高校1年生だ。ともにこの大会がシニアの国際大会デビュー。20歳で迎える2020年東京五輪への第一歩を力強く踏み出すつもりだ。

 男子コーチを相手に、素早い動きで多彩な技を繰り出していたのが52キロ級の阿部詩(うた、兵庫・夙川学院高1年)。シニアの代表級がそろった合宿に初めて参加し「年上ばかりで、ちょっと怖いというのもありますが、緊張せずにできました」と振り返った。

 中学3年だった今年3月に、チューリンゲン国際カデ大会で国際大会初出場優勝。9月の全日本ジュニア選手権で3位。初のシニア大会だった今月の講道館杯でも3位となり、今大会の代表に選ばれた。

 兄は男子66キロ級で東京五輪のホープと期待も高い阿部一二三(19)=日体大。兄がやっているのを見て、5歳で柔道を始めた。兄は父にトレーニングの指導を受けてきたが、詩は「最初は『女の子やから』と柔道をやるのも反対されました」。それでも「柔道が楽しかった」と頑張り続け、夙川学院中3年で全国中学大会優勝。階段を上がってきた。

 東京五輪の開催が決まったときは中学1年。「決まるところ(IOC総会の中継)をテレビで見てました。そのときから出ようと決めていました」という。初のシニア国際大会に、「楽しみ。分からないことばかりですけど、できることを精いっぱいやっていこうと思います。ここがスタート。東京五輪につながるよう、強くなっていきたい」と目を輝かせた。

 一方、最重量級の78キロ超級に名を連ねるのが素根輝(あきら、福岡・南筑高1年)。練習では笑顔も見えた。「緊張はしているんですけど…。やる気の表れということです」

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