男子ショートプログラム 演技を行う羽生結弦=札幌市・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ(納冨康撮影) フィギュアスケート・グランプリ(GP)シリーズ最終第6戦、NHK杯第1日(25日、真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)男子ショートプログラム(SP)で、ソチ五輪男子金メダルの羽生結弦(21)=ANA=はシーズンベストの103・89点で首位発進した。田中刑事(22)=倉敷芸術科学大=は80・49点で3位、日野龍樹(21)=中京大=は72・50点で9位だった。
5900人が総立ちとなった。衣装の色を白から紫に変えた羽生は、日本初公開となるプリンスの「レッツ・ゴー・クレイジー」に乗り、演技に臨んだ。冒頭の4回転ループは着氷が乱れた。続く4回転サルコー-3回転トーループは成功させ、演技後半はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を決めた。
昨季終盤に左足甲の靱帯(じんたい)を損傷し、オフに長期間の休養を強いられた。初戦のオータム・クラシックを控えた9月には4回転ループを跳んだ際に右足首を痛め、その後は風邪をひいて1週間休んだ。
万全の状態ではない中で臨んだGPシリーズ第2戦、スケートカナダ(ミシソーガ)はSPで4回転ジャンプを2度とも失敗し、79・65点の4位と出遅れた。
今大会で3位以内に入れば男子史上初の4連覇がかかるGPファイナル(12月、マルセイユ)進出が決まる。26日のフリーも期待が高まる。