2016.10.20 05:02

春日山部屋が一時消滅、中川親方が初場所後継承の可能性も

春日山部屋が一時消滅、中川親方が初場所後継承の可能性も

師匠の辞任勧告を受諾後、取材に応じる春日山親方

師匠の辞任勧告を受諾後、取材に応じる春日山親方【拡大】

 日本相撲協会は19日、春日山部屋の師匠として不適格と判断された春日山親方(39)=元幕内浜錦=が師匠の辞任勧告を受諾したと発表した。同日付で、本人や現在23人が在籍する力士らは同じ伊勢ケ浜一門の追手風部屋へ移籍。春日山部屋は一時消滅となる。

 同親方はこの日、東京・墨田区の両国国技館を訪れ、八角理事長(元横綱北勝海)に受諾を伝え、引退を望む力士の手続き完了まで辞任の猶予を求めたが、却下された。関係者によれば、この日、幕下以下の力士12人の引退届が協会に受理されたという。

 だが、新たな継承者が決まれば部屋再興の道は残されており、複数の春日山部屋関係者によれば、追手風部屋の部屋付き親方の中川親方(元幕内旭里)が来年1月の初場所後にも継承する可能性があるという。

 11月の九州場所の稽古場(宿舎)も追手風部屋がすべてを受け入れるのが困難な環境もあり、これまでの旧春日山部屋(佐賀市内)が使用され、部屋を預かるかたちで、中川親方が指導する。

  • 春日山部屋の力士らと面談した追手風親方=19日、川崎市