2016.10.18 17:49

国際体操連盟、19日に会長選…渡辺氏の就任なるか

国際体操連盟、19日に会長選…渡辺氏の就任なるか

 国際体操連盟(FIG)の総会が18日から東京都内で始まり、日本協会の渡辺守成専務理事(57)が立候補した会長選が19日午前に行われる。当選すればアジア人初で、五輪実施競技では1980~90年代に国際卓球連盟のトップを務めた荻村伊智朗氏以来となる日本人の国際連盟会長の誕生となり、国際スポーツ界での影響力向上が期待される。

 渡辺氏は東海大体操部出身。人気向上に向け、マーケティング強化やIT(情報技術)のさらなる活用を主張、精力的なロビー活動で中南米などの票を固めつつあり、下馬評では優勢との見方もある。18日の会議では、導入を推進している体操の自動採点システムのデモンストレーションも行われた。「ふたを開けてみないと分からないが、やることはやった」と自信を示し「“敵地”だったら、もっとどきどきしていた」と地元での総会開催の利点を強調した。

 5期務めたブルーノ・グランディ会長(イタリア)の後任を、欧州体操連合のジョルジュ・グルゼク会長(68)=フランス=との一騎打ちで争う。グルゼク氏は「選手や指導者、ジャッジとしての豊富な経験が自分の強み。投票を楽しみにしている」と語った。