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【乾坤一筆】本気でバレー改革するのならドラスチックに

【乾坤一筆】

本気でバレー改革するのならドラスチックに

特集:
ベテラン記者コラム・乾坤一筆

 バスケットボール男子のプロリーグ「Bリーグ」が22日、開幕を迎えた。2年前の当欄で、男子のトップリーグであるNBL、bj両リーグの統一が遅々として進まないことを取り上げた。それだけに、新リーグ発足は当方にとっても感慨深いものがある。

 その一方で20日、日本バレーボールリーグ機構が新リーグ構想を発表した。企業からチームを切り離し、独立採算制のクラブチームを立ち上げるという構想だ。同機構の嶋岡健治会長(67)の「われわれはプロ宣言をしているわけではない」という表向きのコメントはなんとも歯切れが悪い。チームを“プロ化”すれば選手もプロ化するのは当然の流れなのに、だ。

 構想の改革点を見ると、試合方法(ホームアンドアウェー)や、組織(下部組織の設置)をJリーグや、Bリーグなどプロリーグのものを取り入れている。それでいて、「企業名は残してもいい」「選手はプロでなくても構わない」というもの。ならば、現存のプレミアリーグでも対応できるのではないのか。

 構想が打ち出された理由には、競技力の低下と競技人口の激減への危機感がある。男子は2大会連続で五輪への出場を逃し、女子もリオ五輪で5位。競技人口は2004年から14年までで男子は中学で約36%、高校で約17%、女子も中学で約43%、高校で約20%も減った。ならば、バレー界全体の問題で、リーグ機構だけの問題ではないはずだ。

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