2016.9.23 22:34

IOC、マクラーレン氏の報告書を独自に再調査へ

IOC、マクラーレン氏の報告書を独自に再調査へ

 世界反ドーピング機関(WADA)のハウマン前事務総長は22日、共同通信のインタビューに応じ、ロシアの国家ぐるみのドーピングを認定した調査チームの責任者、マクラーレン氏の報告書について、国際オリンピック委員会(IOC)が独自に事実関係を再調査していることを明らかにした。カナダの法律家のマクラーレン氏は10月末までに最終報告書を公表する見通し。

 ハウマン氏はIOCの対応に「独立した人物である彼の報告書の信頼性を疑うような態度をとっている。IOCの結論はほとんど予想できる」と疑問を投げ掛けた。

 7月に発表された報告書は2014年ソチ冬季五輪の検査態勢を巡り、ロシアのスポーツ省が主導して禁止薬物使用を隠蔽する不正が横行していたと断定。これを受けてWADAがロシア選手団の全面除外検討を勧告し、リオデジャネイロ五輪は条件付きで参加を認められたが、パラリンピックからは締め出された。(共同)