2016.3.6 17:12

北島、日本勢トップで五輪代表入りに名乗り「暑い方が好き」/マラソン

北島、日本勢トップで五輪代表入りに名乗り「暑い方が好き」/マラソン

 リオデジャネイロ五輪男子マラソン代表最終選考会を兼ねたびわ湖毎日マラソンは6日、大津市皇子山陸上競技場発着で行われた。遅咲きのベテランが、リオ切符を確実にした。北島寿典(31)=安川電機=が2時間9分16秒で日本勢トップの2位となり、五輪代表入りに名乗りを上げた。

 「ラスト1、2キロはアドレナリンが出て、痛みがなくなった。気持ちで押し切った」

 右脇腹の痛みをこらえ残り約1・2キロで石川末広(36)=ホンダ=を抜き、日本勢のトップに立つと、皇子山陸上競技場内に入ってからも勢いは衰えず。ラスト100メートルの直線でアルフォンス・フェリクス・シンブ(24)=タンザニア=の前に出て、堂々の2位フィニッシュ。両手を広げてゴールラインを越え、右腕を思いきり突き上げた。

 「日本人1位は優勝したようなもの。十分に満足している。寒いより暑い方が好き。五輪を意識してこういう発言をさせてもらう」

 気温が20度近くまで上昇する難しいコンディションにも、自己ベストを3分12秒も更新した。フルマラソン3戦目で実力を開花させ、「ぜひもう1回、大舞台のマラソンを走りたい」と堂々とアピールした。

北島寿典の話「最後は感極まった。正直、ここまでやれると思ってスタートしたわけではなかった。いつも通りの走りをした結果。すごく満足している」

尾県貢・日本陸連専務理事の話「北島は期待以上の走りだった。経験を重ねて強い選手になることを期待したい」

酒井勝充・日本陸連強化副委員長の話「決して条件のいい気候ではなかった。日本人が後半(上位に)食い込んできたのは評価できる」