2014.3.2 18:18

川内4位、一時は15位に落ちるなど苦手の暑さを克服できず/マラソン

 今秋のアジア大会(韓国・仁川)の代表選考会を兼ねたびわ湖毎日マラソンは2日、大津市皇子山陸上競技場発着で行われ、“公務員ランナー”川内優輝(26)=埼玉県庁=は、2時間10分38秒の4位だった。佐々木悟(28)=旭化成=が、2時間9分47秒で日本人選手最高の2位に入った。バズ・ウォルク(23)=エチオピア=が2時間9分10秒で優勝した。

 川内が優勝争いから早々と脱落した。10キロ手前から汗が出始め、22・7キロ付近で先頭集団から脱落。25キロ地点では15位まで順位を落とした。スタート時は晴れ、気温は11・8度まで上昇し、苦手の暑さを克服できず。沿道からは「やめろ」とやじられるなど、散々な内容だった。「結果を残さなければ先につながらない。克服するようなことをしないといけない」と頭を抱えた。

酒井勝充・日本陸連強化副委員長の話「ペースメーカーがペースをつくる30キロまで日本人がどのくらい、ついていくか見ていたが、残念ながら佐々木1人だけ。まだまだ若い力が出てきておらず、寂しい思いをしている」

宗猛・日本陸連男子中長距離・マラソン部長の話「佐々木、川内の2人とも福岡を走っており、選考基準として最初のレースと決めている。(残り2レースでは)日本人トップというのは大きい」

尾県貢・日本陸連専務理事の話「選考3レース全体を見ると多くの選手が力をつけて戦国時代の様相を呈してきた。今後はマラソンのナショナルチームの活動を通して飛び抜ける選手が出てくると、世界と戦える水準に達するのではないか」