2014.1.18 05:00

【ソチ五輪チェック】スノーボード・スロープスタイル 角野、日本勢初メダルへ

17歳の角野が新種目のスロープスタイルで表彰台を狙う(共同)

17歳の角野が新種目のスロープスタイルで表彰台を狙う(共同)【拡大】

 ソチ五輪で日本のメダル第1号を狙うのが、新種目スノーボード・スロープスタイル男子の角野友基(X-TRAIL)だ。開会式前日の2月6日に予選が行われ、決勝は開会式翌日の8日午前中。「全力で、でも精いっぱい楽しんでメダルを取りに行きたい」と、意気込みを語る。

 一昨年12月、世界のトップボーダーが集うワールドツアーの一戦「エア&スタイル」で優勝。そのシーズンには、初参戦したW杯で総合優勝も果たして一気に注目を集めた。

 父に連れられて8歳でスノーボードを始めて以来、「単純に好きでやってきた」という17歳。スノーボードを「サッカーや野球のようにメジャーなスポーツにしたい」というのが夢だ。「表彰台に立ったら、みんなスノーボードがかっこよくて楽しいスポーツだと分かってくれると思う」

 目標とする選手はいない。「目標にすると、その選手(の到達点)までしか伸びない気がする。今までのスノーボーダーにできなかったことを自分でやっていきたい」。開拓者精神でメダルに挑む。

ルール

 斜面を滑り降りながら、途中に設けられたジャンプ台や手すりなど構造物を利用して大小のジャンプを繰り返し、エア(空中で繰り出す技)の難度や完成度、着地のきれいさ、独創性を評価する競技。一発のジャンプだけでなく、全体のバランスが評価される。ソチ五輪で正式種目に採用。五輪会場のコースは全長635メートル、標高差151メートル。

世界の勢力

 ハーフパイプなどと同じくXゲームズの人気種目で、男女とも北米のプロ選手が強い。男子はXゲーム2連覇中のマーク・マクモリス(カナダ)と、トースタイン・ホーグモ(ノルウェー)の争いか。ハーフパイプで五輪2連覇のショーン・ホワイト(米国)は昨年のXゲーム5位だった。女子はXゲームを制したジェイミー・アンダーソン(米国)と2位のサルカ・パンコチョワ(チェコ)が争う。

(紙面から)