スピードスケートのワールドカップ(W杯)ハーマル大会最終日は22日、ノルウェーのハーマルで行われ、男子1万メートルで格下のBクラスに出場した平子裕基(開西病院)は13分30秒84で6位だった。
男子長距離のエース、平子は好走が最後に台無しになった。残り2周で、川原正行コーチによると「(残り1周を知らせる)鐘が鳴った」という。1周を残した時点でゴールと勘違いして上体を起こし、間違いに気付いて慌てて再加速したが、推定で8秒前後は損をした。
普通に滑り切っていれば五輪標準記録をクリアしてBクラス2位に入れたレース。平子は怒りとショックで口をつぐみ、川原コーチは「素晴らしい滑りだったが…。鐘は確かに聞こえたが、鳴らしていないと(運営側は)言うし、客席からかもしれない。何と言っていいのか」とため息をついた。(共同)