東京から舞台を移して新設された横浜国際女子マラソン(15日)に出場する国内外の有力招待選手の会見が13日、横浜市内で開かれた。国内からは来年3月末で所属先が廃部になる大南博美(33)、敬美(33)、ともにトヨタ車体=の双子姉妹が8年ぶりに同時出走。レース当日に誕生日を迎える2人は、移籍先探しも兼ね、初代女王を目指す。
港・横浜を3周余り。昨年までの東京から舞台を横浜に移した新装の大会で初代女王を狙うのが、大南ツインズだ。
姉・博美 「15日が誕生日なんです。1人で走るよりプラス面が多い」
妹・敬美 「8年ぶりに一緒に走るので、すごく楽しみです」
会見ではうり二つの笑顔を並べ抱負を語った。
レース当日が34回目の誕生日。8年ぶりの同時出走を決めたのも、競技生活15年の年輪でお互いの調整法に理解を示せるようになったから。過去3度の同時レースは敬美の2勝1敗だが、「2人の勝負より国内で優勝したい」(博美)と初代女王に照準を合わせる。
明るい未来のためのレースでもある。今年度限りで2人の所属先が廃部になるため「あまり気負わずにアピールしたい。頑張る姿を見てほしいです」(敬美)と“就活”も兼ねた戦いになるのだ。
お互いをヒーちゃん、ターちゃんと呼び合い、姉は肉食系、妹は草食系。「走ることが大好きで一途」(高橋昌彦監督)なマラソン・ツインズが開港150周年の横浜に新たな歴史を刻む。(山田貴史)