フィギュアスケートGPシリーズ第4戦・NHK杯第2日(7日、長野市ビッグハット)4分30秒の演技を終えると、高橋は肩で大きく息をした。2季ぶりとなるGPシリーズでの復帰Vはならなかった。後半のジャンプでは2度転倒。「『気力の体力』が足りなかった」。
右ひざ前十字じん帯断裂の大けがを負って、昨年11月に手術。肉体改造に取り組み、下半身を中心に鍛え上げた筋肉は復活を助けたが、バランス感覚を微妙に変えた。それでも、エースとして君臨してきた“看板”は健在。表現力を示す5項目はすべて高い得点の7点台と評価は高い。「ブランクを埋めるために、練習あるのみ」。GPファイナル進出は厳しくなったが、五輪の舞台をきっちり見据える。