世界選手権女子シングルス8強の実力を見せつけた。団体戦で争う卓球の少年女子決勝で、大阪のエース石川はシングルスで高知から2勝を挙げ、チームの3連覇に貢献。夏の高校総体も2年連続で制し、同世代では頭一つ抜けた存在の高校2年生は「いい試合ができた。百点」と笑みを浮かべた。
圧倒的な勝ちっぷりだった。鋭い回転のサーブで効果的に相手を崩し、強打ではミスの少なさが際立った。天野(明徳義塾高)との試合では第1ゲームを11−2で奪うと、第2ゲームは1−3から10連続得点。高知の佐藤監督は「球質が全然違う。男子並みの球が来る」と脱帽した。
これまではラリーでいかに打ち勝つかを考えてきたが、「世界のトップは卓球台の上のプレーがうまい」と世界選手権で小技を磨く必要性を痛感。技術の高さに定評がある高校の先輩で世界選手権代表の藤沼(日立化成)を手本に腕を磨いた。
11月にはプロツアーに参戦する。試合後、サインを求める大勢のファンに囲まれた人気の16歳は「少しでも世界ランクを上げたい」と意気込んだ。