テニスのウィンブルドン選手権第11日は3日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで男子シングルス準決勝を行い、第6シードのアンディ・ロディック(米国)が第3シードのアンディ・マリー(英国)を6−4、4−6、7−6、7−6で下し、4年ぶり3度目の決勝進出を決めた。
ポイントが決まる前からストロークごとに観客がどよめくセンターコートで、A・マリーの打球がネットに掛かりゲームセット。英国選手が優勝すれば73年ぶり、決勝進出でも71年ぶりだった挑戦は準決勝で終止符が打たれた。
1セットずつを奪い合い、先にブレークされた第3セットは3−5からしぶとくブレークバックして追い付いた。だが第3、4セットのタイブレークは、高速サーブが武器の相手に分があった。「サーブが本当にすごかった。ラインいっぱいに決まってきた」と舌を巻いた。
元世界ランキング1位のロディックには2006年大会の3回戦でストレート勝ちした。通算でも過去6勝2敗と相性は良かったが、この日は積極的にネットに出るなど作戦を練ってきた。「いいボレーを決められたし、サーブも強かった。自分のプレーが悪かったのではない」と素直に相手をたたえた。
4年前の初出場で3回戦まで勝ち進み、翌年はベスト16に進出。故障による欠場を挟み、昨年は8強入りした。「来年はもっと上に行きたい」と話した22歳が、高まる地元の期待に応える夏は遠くないかもしれない。(共同)