陸上の世界選手権(8月・ベルリン)代表の富士通の男子5選手が1日、東京都内で記者会見し、短距離のエース塚原直貴が「日本選手権100メートル決勝を棄権という形で走れず、本当に悔しい思いをしている。この借りはベルリンの地で100億倍ぐらいにして返す」という表現で意気込みを語った。
6月28日の準決勝で痛めた左ひざ裏のけんの炎症について「日に日に回復している。2週間程度の時間を要す」と話したが、軽い練習ならあと1週間ほどで再開できるという。当初予定の欧州遠征を中止し、今月下旬の国内競技会に出場する。
今季の目標に日本人初の9秒台を掲げる24歳はジャマイカ選手を参考にした新走法に自信を深めている。日本選手権の予選で自己ベストの10秒09を出し「9秒台は簡単に出ないなと思う一方、つかみかけた部分もある」と手応えを口にした。
200メートルの高平慎士や走り高跳びの醍醐直幸、3000メートル障害の岩水嘉孝、110メートル障害の田野中輔も会見した。
岩水嘉孝の話
「ベルリンでは決勝進出を目指す。思い切ったレースをして、皆さんを驚かせようと思っている」
田野中輔の話
「日本選手権では自分らしい走りができた。前半型なのでつなぎの部分を意識し、ベルリンでも自分らしいレースがしたい」