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瀬古氏、永田さんしのぶ…「すごく努力」

2009.6.29 11:17
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 日本女子マラソンの先駆者、永田(旧姓佐々木)さんのエスビー食品の同僚だった瀬古利彦氏は「遅くから(実業団で)始めて、すごく努力をした」としのんだ。

 日体大卒業後、故郷の岩手県内で教員生活を送りながら、瀬古氏の恩師である故中村清・エスビー食品監督(当時)をたびたび訪ね、競技力を磨いた。だが、台頭してきた当時千葉・成田高の増田明美選手のスピードに衝撃を受けた。1982年には教員を辞し、エスビー食品入りすることを決意。本格的に「中村学校」の門下生となった。

 中村氏の指導は厳しく、太りやすい体質の永田さんは食生活から強く改善を求められた。成果は着実に表れ、83年11月の東京国際女子マラソンで優勝し、ロサンゼルス五輪出場を決めた。瀬古氏は「教員を辞めてまで東京に来て、相当な覚悟だったと思う」と振り返る。

 引退後はほとんどメディアの前に姿を見せなかった。かつてのライバル、増田さんは「陸上界の山口百恵さん的な生き方をしていた。人生の長距離ランナーとしても美しかった」と惜しんだ。



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