【ロンドン25日】F1の独裁的運営に反発したチーム側の要求を受け、任期切れとなる10月で退任することを明言した国際自動車連盟(FIA)のマックス・モズリー会長(69)=英国=が、新たな“火種”をまいた。
フェラーリやトヨタら8つのF1チームが、FIAの来季予算削減案などに反発して新たな選手権設立を表明した問題は24日、両者による和解が成立。F1の分裂は回避され、モズリー会長の進退も明確にされた。早速、英タイムズ紙がフェラーリのトッド前代表らを後継の会長候補に挙げたが、モズリー会長はこの日、「後継者の決定にはわたしにも発言権がある」と影響力の行使を示唆。かいらい政権設立の可能性が浮上した。
和解では、来季は上限額を設けず、2年以内に90年代前半の予算に近づける努力をすることで合意。来季は現存10チームと3つの新チームが参戦するが、予算が低く制限されることを前提に参戦した新チームの反発も予想される。