入江は、毅然(きぜん)とした表情で再出発への意気込みを語った。
−世界新として公認されなかったが。
「これだけ騒がれた中で公認されてもうれしくなかった。公認されなかったことで一からスタートできるので良かったと思う」
−どういうふうに受け止めたのか。
「(公認されないのは)当然かなとも思ったりもした。(水着の審査の)規定ははっきりしてほしいと思う。この記録は限界じゃない。これから戦う覚悟はある。もう一度認可された水着を着て(世界新を)出したい」
−日本記録が世界記録を上回るが。
「正直複雑だし、おかしいと思う。日本記録と世界記録の不均衡を解決できるように、世界選手権でしっかり泳ぎたい」
−北海道での合宿の成果は。
「1日5千メートルから6千メートルぐらいを泳いでいた。練習の内容が濃く、いい泳ぎの中でタイムが出ている」
−目標は。
「ユニバーシアードもあるが、世界選手権に照準を合わせている。いい状態で入って、いいメダルを取れれば…」