国際水連が入江陵介(近大)が5月にマークした男子200メートル背泳ぎの記録を世界新に公認せず、日本記録が世界記録を上回る異常事態となった問題で、日本水連の佐野和夫会長は23日、ねじれ現象への違和感を解消するために、既に公認した入江の日本記録に「未認可水着着用」という注釈をつける可能性を示唆した。参考記録扱いにはしないとしている。
4月の日本選手権では多くの選手が未認可水着で日本記録を出したものの、世界記録を塗り替えることはなかった。しかし、5月の日豪対抗で入江が世界記録を上回る1分52秒86を出し、これを日本水連が公認したことで、世界記録とのねじれ現象を起こした。
佐野会長は「入江の記録を日本記録として残す」と強調した上で「選手の混乱を避けるために、競技委員会、強化委員会の意見を聞いて、必要なら注釈をつけることも考えたい」と話した。