卓球の荻村杯ジャパン・オープン最終日は14日、和歌山市の和歌山ビッグホエールで行われ、男子ダブルス決勝は世界選手権銅メダルの水谷隼(明大)岸川聖也(スヴェンソン)組が呉尚垠、尹在栄組(韓国)を4−3で下し、初優勝した。
決勝の韓国ペアは北京五輪団体銅メダルのメンバー。水谷、岸川組が世界選手権で銅メダルを獲得したとはいえ、油断できない強敵だ。中盤までは水谷が得意のフォアでミスを繰り返し、劣勢に立たされた。「力んでしまった」と水谷は振り返った。
後がない第6ゲーム、水谷は横回転のサーブを使いだし、二人はレシーブを長めの球で返して相手に先に攻めさせる作戦に切り替えた。一時は7−9とリードされたが、この戦術変更が奏功。得意のラリー戦で打ち勝ち、逆転勝ちを収めた。
先週の中国オープンに続いて、初のジャパン・オープン制覇に岸川は「いい成績を残せて実力がついているのがわかる」と胸を張る。水谷も「中国ペアを除けば僕たちが1番だと思う」と話す。
中国選手が不在の大会できっちりと好結果を残し、二人がまた一歩、中国に近づいた。