第27回全国都道府県対抗女子駅伝(11日、京都市の西京極陸上競技場発着・9区間=42・195キロ)中盤まで接戦を演じていたのが、うそのような圧勝劇だった。若手が力を遺憾なく発揮した地元京都が5連覇を達成。十倉監督は「去年走った選手が一回り成長して戻ってきた」と笑顔で充実感に浸った。
勝負を決めたのは8区。4秒差の2位でたすきを受けた久馬萌がすぐさまトップに立つと、その後も大きく腕を振るダイナミックなフォームで後続を置き去りにした。区間記録を12秒更新。高校生が持っていたかつての区間記録さえも4秒更新し、52秒差でアンカーにつないだ。
3区で区間1位の双子の姉、悠とともに、ほぼ毎日15キロを走り込むという15歳は「積極的にいくことを心掛けた。(記録は)狙っていた」とはにかんだ。
1区では社会人1年目の木崎が北京五輪女子マラソン代表の岡山・中村と同タイムの2位。5−7区でも立命館宇治高勢がトップに食らい付く走りを見せた。
第6−10回に作った自チームの5連覇に並んだ京都。「若手の強化、育成ができている」と自信を示す十倉監督の視線の先には、早くも「6」の数字が見えている。