大麻所持の疑いで力士が逮捕されるという前代未聞の事件が発覚した18日、日本相撲協会や、力士の所属部屋は対応に追われた。
北の湖理事長(元横綱)が法事で北海道に帰省中だったのをはじめ、協会幹部は軒並み不在。理事長は広報部を通じ「事実関係を把握した上で、協会として厳正に対応を考えます。大変申し訳ありませんでした」などとするコメントを発表した。
また協会在勤の友綱理事(元関脇魁輝)は、各師匠を通じてほかのロシア出身力士への事情聴取を開始したことを明かした。昨年起きた力士死亡の再発防止検討委員会の副委員長でもある友綱理事は「一連の問題から立て直そうと、みんな一生懸命なのに、危機感がない人がいた。ショックだ」と憤っていた。
逮捕された力士が所属する部屋は、テレビ局の中継車を含め、多数の報道陣でごった返した。所用で都内に不在という師匠に代わって対応した部屋関係者は「親方はあした(19日)の夕方に部屋へ戻り、その後で警察から事情説明を受ける予定です」と話した。