北京五輪陸上男子長距離代表の竹沢健介(21)が22日、同五輪での夜間レースに自信をみせた。この日は在学する早大の壮行会に出席。5000、1万メートルに出場予定だが、2種目とも現地時間の午後8時以降に行われる。同10時前後に“体内リズム”が高まる竹沢にとっては、願ってもないスケジュールだ。
「リズム的には一番パフォーマンスが高い時間なので、心配していません」。スポーツ科学部に在籍する竹沢は、2年のときから体内温度とスポーツの関係を研究。自らの耳内温度を測り、ベストな走りができる時間を探ってきた。海外遠征で夜間帯は経験済み。気温も下がるため、うってつけの舞台となる。
竹沢は1月の箱根駅伝の3区で区間賞、早大の12年ぶりの往路優勝と総合2位に貢献した。「どうしても入りたかった大学での壮行会なのでうれしい」。現役の箱根駅伝選手として44年ぶりの五輪代表となった男が、“夜行性”の特性を生かす。(江坂勇始)