女子シングルスで世界ランキング60位のタマリネ・タナスガーン(タイ)と133位の鄭潔(中国)がともに、初めての8強進出を果たした。両者は最高19位と27位までランクを上げたこともある。負傷のために低迷していたアジアの2人が、波乱続きの女子で主役に躍り出られるか。
31歳のタマリネは第2シードのエレナ・ヤンコビッチ(セルビア)を下し、7度目の挑戦で4回戦の壁を破った。ランクを落とした最近は5月のツアー下部大会にも出場し、クルム伊達公子(エステティックTBC)と対戦もした。
得意の芝コートで復調ぶりを見せ「苦しんでいる時、すぐに元に戻るのは簡単じゃないと分かった。今は目の前のテニスを楽しんでいる」と、穏やかに笑った。
鄭潔は3回戦で第1シードのアナ・イバノビッチ(セルビア)にストレート勝ちし、4回戦もセットを落とさなかった。北京五輪を前にした活躍に「今まで以上に強い精神力で、ベストのテニスができている」と好調を実感する口ぶりになった。(共同)