陸上・日本選手権最終日(29日、川崎市等々力陸上競技場)男子1500メートル決勝でハプニングが起きた。B標準突破者の渡辺和也(山陽特殊製鋼)が最後の直線で抜け出し、優勝かと思われたラスト10メートルを切ったところで予期せぬ転倒。その横を小林史和(NTN)が駆け抜け、4連覇を達成した。
五輪の可能性が手から滑り落ちた渡辺は「脚がおかしいなと思ったらこけていた。脚が硬直して、思いと体が一致しなかった」と無念そう。小林は「(渡辺まで)届かないと思って2位確保にいったが、最後まで何があるか分からない」。渡辺を思いやり、笑顔はなかった。