F1日本GP特集

琢磨、「みんなのために頑張る」 ホンダ&アグリが記者会見


佐藤琢磨(左)とデビッドソン

スーパーアグリの佐藤琢磨(左)とデビッドソン=東京・六本木(撮影・大矢淳治)

バトン(右)とバリチェロ

ホンダのバトン(右)とバリチェロ=東京・六本木(撮影・大矢淳治)

RA107

日本GP用のカラーリングを施したRA107。今回、マシン中央部に日本列島が記されている=東京・六本木(撮影・大矢淳治)

 9月28日〜30日に開催されるF1第16戦日本GP。レース間近のホンダレーシングチームとスーパーアグリF1チームが25日東京・六本木のグランドハイアット東京で記者発表を行なった。今週末に迫った富士スピードウェイでの戦いへの意気込みなどを熱く語った。

 会場にはホンダレーシングF1チームのドライバーである、ジェンソン・バトン(英国)、ルーベンス・バリチェロ(ブラジル)、そしてスーパーアグリF1チームの佐藤琢磨、アンソニー・デビッドソン(英国)の各ドライバーが登場した。

 他には、スーパーアグリ代表の鈴木亜久里代表、ホンダレーシングチーム会長の和田康裕氏、ホンダ広報・モータスポーツ担当執行役員の大島裕志氏、シニアテクニカルディレクターの中本修平氏、ホンダレーシングF1チームCEOのニック・フライ氏が参加した。

 まず最初に大島氏の挨拶から始まり、中本氏によるホンダの今季マシン「RA107」の細かい説明があった。中本氏よると、軽量化や重心高、構造上の効率については成功したが、空力の効率や安定性、車体表面の細かな部分などの処理が課題として残ったという。低速コーナーでのメカニカルグリップはトップチームに対してもヒケをとらないレベルまできているとの説明。

 ニック・フライCEOは来季に向けてのチームスタッフの強化などについて説明。来季は強力なスタッフ陣により新車「RA108」が製作されるようだ。

 次に、両チーム所属のドライバーが挨拶。ホンダのバトンは「日本は私にとって第2の故郷、そしてホンダにとっての故郷です。今シーズンは厳しい戦いが続いていますが、来シーズンは良くなるでしょう」と話した。

 チームメイトのバリチェロは「富士で何とかポイントを取りたい。昔F3で走ったことがあるけど、大分コースが変わったので楽しみにしています」と抱負を語った。

 スーパーアグリの鈴木代表は「日本GPで最大のパフォーマンスを見せるために戻ってきました。チームがどんな戦いをしてくれるかと自分としても期待しています。最大限の努力で今週末のレースを頑張っていきたいです。2人のドライバーと全開で戦っていきますので応援よろしくお願いします」とコメント。

 佐藤琢磨は「日本GPということもあって、自分達の持っている力を精一杯発揮したいと思っています。英国リーフィールドのスタッフが頑張ってくれているし、いいレースができることを期待しています。1年間ずっとブラウン管を通して応援してくれたファン、現地に応援をしに来てくれたファンの皆様のためにもいいレースをしたいです」と宣言。

 チームメイトのデビッドソンは「自分がこの場所にいることがとても嬉しく、そして今季フル参戦できたことも嬉しいです。琢磨とはF3時代から良きライバルで今年はエキサイティングなシーズンで楽しいです。決してあきらめないで頑張りたいです」と抱負を語った。

 今季は不振だったが、ホンダの故郷・日本での活躍を願うばかりだ。